パンッ パンッ パンッ パンッ 「ほら 遥ちゃん もっとお尻も振って」 男の手拍子に合わせて、体を捻る。大きな乳房を左右に遊ばせることは容易だったが、その動きに合わせてお尻を振るのが難しかった。 手拍手は想像よりはるかに大きく、夜空に響き渡る。 「や、やります、振りますからもう少し・・・近所の人が」 隣の部屋で寝ている夫は、既にこの状況に馴れて無感動になっている。 いつまでも鳴りやまない手拍子を不審に思った向かいの棟の住民が、灯りをつけて窓際に集まりだしている。 「お願い、お願いします」 「大丈夫だよ、夜中だしわかりゃしねーよ、それより調子出てきたみたいだな」 向かいの棟ではほぼ全室の住民が窓際に集まって、騒音の犯人を捜している。 こんな腰が砕けてしまいそうな状況でも、遥の裸踊りは オッパイをブンブンと、お尻をプリプリと 精彩を欠くことがない。 「ハァ ハァ ああッ そんなッ」 犯人の目星をつけた住民たちのざわめきが風に乗って聞こえてくる。 見られている。そう思うと遥の体は、またいつものように意志の表層を裏切り始めた。 「ハハハッ 遥ちゃん もう水たまりができてるぞ、このスケベ」 今夜も遥のゲリラスケベショーが始まった。